SONY製auスマートフォン2013年冬モデル。Xperia Z1 SOL23の格安運用術についての話題です。
Xperia Z1 SOL23はSONYのスマートフォンブランドである「Xperia」シリーズの新作スマートフォンです。日本でも人気の高いブランドとして認知され、AndroidスマートフォンとしてはiPhoneに次ぐ人気の端末としてその地位が確立された印象にあります。
このXperia Z1 SOL23ですが、気になるのはそのお値段でしょう。それも本体価格はもちろん、携帯電話は契約商品ですので毎月の利用料金も発生します。
この毎月の料金が一体いくらになるのか。契約方法によってその料金は変わりますので、様々なパターンでの計算結果を用意しました。
機種変更はもちろん、MNPや新規での契約でどれほどの価格になるのかを、検証しています。
本体価格
一括価格:6万1560円
24回分割払い:2565円/月
毎月割
機種変更:1710円
新規・MNP:1485円
機種変更の計算式
LTEプラン | 1008円 | 本体代分割の場合 |
LTEネット | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
LTEフラット | 6156円 | 2565円/月 |
auスマートパス | 401円 | が左の式にプラスされる |
毎月割 | -1710円 | – |
合計 | 6180円 | 8745円 |
機種変更で使えるキャンペーン
- auスマートバリュー:スマートバリュー対象ケーブルテレビ、光回線利用者は2年間最大1522円引き。このSOL23(機種変更)の場合だと4658円に維持費を削減可能(分割の場合は7223円に)
- U25家族割:25歳以下の家族を含み、2台以上の機種変更あるいは新規購入で本体価格を10000円引き
- 機種変更クーポン:au利用者あるいはスマートバリュー利用者に稀に配られるクーポンを利用すると本体価格を値引き
新規の計算式
LTEプラン | 1008円 | 本体代分割の場合 |
LTEネット | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
LTEフラット | 6156円 | 2565円/月 |
auスマートパス | 401円 | が左の式にプラスされる |
毎月割 | -1485円 | – |
合計 | 6404円 | 8969円 |
新規で使えるキャンペーン
- auスマートバリュー:スマートバリュー対象ケーブルテレビ、光回線利用者は2年間最大1522円引き。このSOL23(新規)の場合だと4882円に維持費を削減可能(分割の場合は7447円に)
- U25家族割:25歳以下の家族を含み、2台以上の機種変更あるいは新規購入で本体価格を10000円引き
- 新規クーポン:au利用者あるいはスマートバリュー利用者に稀に配られるクーポンを利用すると本体価格を値引き
- 新規誰でも割加入インセンティブ:新規での購入ということで機種変更よりも1万円ほどの値引きが発生する
MNPの計算式
LTEプラン | 1008円 | 本体代分割の場合 |
LTEネット | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
LTEフラット | 6156円 | 2565円/月 |
auスマートパス | 401円 | が左の式にプラスされる |
毎月割 | -1485円 | – |
auにかえる割 | -1008円 | – |
合計 | 5396円 | 7961円 |
MNPで使えるキャンペーン
- auにかえる割:基本料金が2年間無料(計算式に内包)
- auスマートバリュー:スマートバリュー対象ケーブルテレビ、光回線利用者は2年間最大1522円引き。このSOL23(MNP)の場合だと3874円に維持費を削減可能(分割の場合は6439円に)
- U25家族割:25歳以下の家族を含み、2台以上の機種変更あるいは新規購入で本体価格を10000円引き
- 新規クーポン:au利用者あるいはスマートバリュー利用者に稀に配られるクーポンを利用すると本体価格を値引き(新規とあるがMNPにも利用可能)
- MNP誰でも割加入インセンティブ:MNPでのこうにゅうということで、新規や機種変更よりも値引きが強い。公式では4万8600円、店舗によっては6万円近いキャッシュバックとして還元される
Xperia Z1 SOL23の評価
不具合のほとんどは修正済み
Xperia Z1 SOL23においてはしばしば「スリープ死」「タッチ切れ」「アダプター経由の充電失敗」という不具合が報告されていました。これらは今のところアップデートで修正されており、主要な不具合については現在心配ないレベルになっています。
その他に問題となりそうなのは、タッチパネルが敏感すぎる問題でしょうか。これはタッチ切れにも共通するのですが、Xperiaの最近のシリーズはタッチパネルが敏感故に、脂などが付着しているとうまく操作できない問題が起きがちです。これには保護フィルムを貼り付けるなどして対応すれば比較的簡単に予防できるので、修正不可能な不具合とまではいきません。
不具合とは違いますが、カメラもこれまで画素数が多い割にシャープさ、階調にかけた写真になっていましたが、アップデートで少しまともなカメラ機能へと進化しています。
スペックは十分、サクサク感もあり
Xperia Z1 SOL23のスペックは以下のとおりです。
- CPU:Snapdragon 800
- バッテリー:3000mAh
- RAM:2GB
- フルセグ
- FullHD5.0インチ
- メインカメラ:約2070万画素
- 防水防塵
操作感はサクサクとしており、ストレスの溜まるような操作感ではありません。画面もFullHDということで文字がくっきりと表示されるため、目の疲れも抑えられます。RAMは2GBですが、キャリアアプリが若干多いため、大量のアプリを展開するときはうまくタスクキルを行う必要があるでしょう。防水防塵は多少のタフな天気環境でも使えるためありがたい機能でしょう。
一方でベゼルが広いために操作性はそれほどよくありません。本体も角ばっているため、長時間の利用は手のひらが痛く感じることもあります。重さもかなりあるため、疲れを感じてしまうことが多々あります。
パフォーマンス自体は疑いのない出来です。あとは大きさや重さ、そしてデザインといった要素で購入の判断をしてみてください。auの加入オプションを全く付けない場合でも最大で8900円、安くても3900円となります。決して安くはない毎月の料金となるため、場合によっては白ロムやWi-Fi機器との活用のほうが総合的な意味で節約になるかもしれません。とりあえずXperia Z1 SOL23を通常契約してフラット回線で運用した場合の料金は今回検証したような形になります。
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