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isai LGL22は格安SIMのテザリングも可能なSIMフリー化ができるauスマートフォン

isai LGL22は格安SIMのテザリングも可能なSIMフリー化ができるauスマートフォン

LGL22というスマートフォンは、auから発売されていますがSIMフリーにすることができます。
しかもauも使えるSIMフリースマートフォンという、これまでに無い異質なスマートフォンになっています。

auの回線が利用可能でありながら、docomoやSoftBank・もちろん格安SIMと日本におけるほぼ全ての回線が使えるのはかなり面白いと思います。
このLGL22について、SIMロックの解除方法及び、格安SIMを使ったテザリングが出来るかどうかというのを見てみましょう。

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白ロム3万円に200円のSIMロック解除コードで進化

通常、auのスマートフォンの中古価格というのは、一度MNP一括0円などの投げ売り価格に落ちると、一気に暴落してしまうものなのですが、LGL22は中古価格も新品白ロム価格も高額なベースを維持しています。
その理由こそがSIMロック解除を利用したauスマホなのにSIMフリー化出来る、という点でしょう。

なぜLGL22がこのような特殊な扱いになっているのでしょうか。元々LGL22はauとLGが協力して開発したauオリジナルのスマートフォンという扱いです。まさかauオリジナルだからSIMフリーに出来る、というわけでも無いでしょう。
LGL22が何故かSIMフリーに出来るのは、LGL22が元々はLG G2というグローバルモデルのスマートフォンをベースに開発されているからです。そのため、このLG G2の機能の名残で、LGL22はSIMロック解除が出来てしまいdocomoや格安SIMのスマートフォンでも使えてしまう稀有な存在になっているのです。

このLGL22のSIMロック解除の方法は、海外で販売されているSIMロック解除コードを入力して、SIMフリー状態にします。特にここではrootをとったり複雑な操作はあまりありません。コードを購入するのにクレジットカードかPaypalのアカウントが必要になる点がちょっと難しいでしょうか。海外サイトとの買い物を安全にするためにも、Paypalのアカウントは今回以外の場面でも役立つと思うので、取得しておいた方がいいと思います。
コード入力には特定のアプリをインストール必要があります。

以上が大まかな流れになります。では次からは具体的な手法について解説して行きましょう。

まずはebayで「LG G2」のSIMロック解除コードを販売している業者から、G2の解除コードを購入しましょう。日本円にして200円ほどです。
このコードの内、「NCK」と書かれた方のコードが必要になります。

続いては、LGL22に「QuickShortcutMaker」というアプリをいれてください。
そうしたらアプリ起動後デバイス内の検索を行います。検索語は「SIM」です。
そうすると、「SIMロック入力解除プロセス」というSIMロック解除コード入力画面が出てきます。そこに先ほどのNCKコードを入力して、再起動が始まったらSIMロック解除は成功です。

あるいは既に格安SIMなどの他社SIMを持っている方は、他社SIMをLGL22に差すとその時点でSIMロック解除コード入力画面が出ます。そこでNCKコードを入れましょう。

APNの設定はダイヤルアプリ(電話のアプリです)から「3845#*22#」と入力すると、APNの設定画面が出てきます。ここから格安SIMやdocomoのmoperaなどのそれぞれのAPNを入力すると通信が出来るようになります。

 

スペックはG2ベースのハイスペックモデル

LG G2の解除コードが使えるG2を開発のベースモデルにしたスマートフォンですので、非常にハイスペックなスマートフォンになっています。しかもこのモデルは防水に対応し、microSDカードを本体内に入れることができます。
オリジナルのG2は、非防水・SDカードも外部からしか付けられないので、LGL22は同様のスペックを持ちながら非常に利便性の上がったスマートフォンです。

  • Snapdragon 800
  • RAM:2GB
  • 1920×1080フルHDディスプレイ
  • 防水・microSDカード対応

問題となるのは3G側でFOMAのプラスエリアに対応していないため、3G通信では重いサイトで読み込みに時間がかかるかもしれません。LTEエリアでは2100MHzに対応しているため、docomoとSoftBankのLTEエリアにも対応しています。ただ周波数的にこれだけしか対応していないため、屋内では3Gで使う時間が長くなってしまうでしょう。

 

格安SIMでもテザリングが可能

LGL22の素晴らしいところは、docomo版のLG G2では塞がれているテザリングがどの会社のSIMカードでも利用可能です。

docomoではSIMフリー化をしてもテザリングでのAPN設定がdocomo向けに固定されるため、格安SIMやSoftBank回線でのテザリングは不可能です。
ですが、LGL22ならばMVNOの格安SIMやテザリングのオプションを付けたSoftBank回線でもテザリングを行う事が出来ます。
格安SIMでテザリングをしたいという人には、現場docomo端末のroot化かSIMフリーしか選択肢が無い中で、簡単にSIMロック解除出来るLGL22もテザリング端末としての選択肢になるでしょう。

 

音声通話は安定せず

一応auを中心にdocomoとSoftBankの周波数にも対応できるSIMフリーLGL22ですが、docomoとSoftBankでは音声回線側で不具合が目立つようです。そのため、なるべくならばデータプラン専用のプランや格安SIMで使うようにしましょう。

解決策も用意されていますが、root化後に音声通話に関わるファイルの置き換えが必要など、詳しく無い方には高度なテクニックが必要になりますので、しっかり下調べした上で自己責任で実行するか、大人しく諦めてデータ専用のスマートフォンとして利用した方がいいでしょう。

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このようにLGL22はau以外の回線でも使えるというその便利さと、格安SIMでもテザリングが出来る稀有なスマートフォンとして非常に面白い存在です。
SIMロック解除の方法も結構簡単なので、MVNOの格安SIMが使える高性能スマートフォンとして、白ロム購入をオススメしたい一つです。

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