どこかの調査結果か忘れてしまいましたが、MNPに満足している人は8割を超えているそうです。MNPによってつながりやすくなったと回答している人が6割で、MNPをした主要な理由にはキャッシュバックがあるとのことです。
最近はキャッシュバックも全盛期ほどではないようですが、それでも高額な現金とスマートフォンが無料で貰える状況には変わりありません。電波の違いよりも、最新のスマートフォン・8万円ぐらいスマートフォンがタダで手に入るというメリットがあるため、MNPをするということは非常にお得であることは変わりありません。
そこで今回は、MNPに必要な転出予約番号の発行方法とこの転出予約をする際に貰える「引き止めポイント」について紹介したいと思います。
docomo
docomoは3つの方法で取れます。
- 電話窓口
- ドコモショップ店頭
- My docomoページ
電話はdocomoケータイからは「151」、docomo以外の場合は「0120-800-000」から窓口へ繋がり、MNP予約番号を発行できます。
店頭では全国のドコモショップ窓口で対応しています。解約などの手続きもドコモショップで受け付けています。即時型(切断型)MNP予約番号発行は原則的にドコモショップでしか行えません。
ネットからは「My docomo」ページから「各種お申込み・お手続き」の数ページ目から予約番号の発行が可能です。発行可能な時間帯は午前9時から午後8時までに制限されています。
au
auは2つの方法で取れます。
- 電話窓口
- auショップ店頭
電話はauケータイからは「157」、au以外の場合は「0077-75470」から窓口へ繋げ、MNP予約番号を発行できます。
店頭では全国のauショップ窓口で対応しています。解約も同様です。切断型MNP予約番号発行は原則的にauショップでしか行えません。
SoftBank
SoftBankは2つの方法で取れます。
- 電話窓口
- SoftBankショップ店頭
電話はSoftBankケータイからは「157」、au以外の場合は「0800-100-5533」から窓口へ繋げ、MNP予約番号を発行できます。
店頭では全国のSoftBankショップ窓口で対応していますが、現在は店頭に行ってもその場で電話をさせられて電話窓口のオペレーターへ繋げるように言われることが非常に多くなっています。おそらくはMNP流出を引き止めるために、ポイントで引きとめようと電話をかけさせて機種変更をさせようと言うのでしょう。切断型MNP予約番号発行はSoftBankショップでも対応しています。
引き止めポイントの存在
こうしたMNPの予約番号の転出について、電話で予約番号発行をした時に、対応しているオペレーターからとある提案をされることがあります。それは機種変更に使える値引きポイントを送るから、それを使うことでMNPを考え直してくれないか、というものです。
これは「引き止めポイント」と呼ばれるもので、一定の条件をクリアした契約者に対して、キャリアがMNP流出防止策として配っているポイントです。これを使うと機種変更の際に本体価格からポイント分値引きされて、通常よりも安く契約出来るようになります。
一部の賢い人は、MNPする気がなくても予約番号の発行を電話で行い、この引き止めポイントを貰って安く機種変更をしている方がいます。
引き止めポイントが貰える基準は、キャリアごとに異なりその詳細も公開されていないために不明です。基本的には契約している期間が長く、パケットプランでフラット契約をして毎月使っている料金が大きい人ほど貰える傾向があります。
引き止めポイントの貰えるポイント数ですが、docomoは少ない傾向があり、auやSoftBankは多い傾向にあります。ただしつい最近にテレビで特集されたこともあり、ちょっと貰える条件は厳しくなっているようです。
引き止めポイントで貰えるポイント量は、キャリアによっても契約している状態によっても貰える量に差があるようです。一例として2014年7月時点で確認できるポイント量の目安を見てみましょう。
docomo
「5000円」「10000円」
au
「10000円」「30000円」
SoftBank
「10000円」「35000円」「50000円」
これは確認できたポイント量で、契約状態によってはキャリアの設定するポイント基準を上回り、もっと多くのポイントが貰えるかもしれません。docomo以外は、機種変更に使えば大幅な値引きが期待出来るため、MNPをする必要が無いかもしれません。
MNPで安くスマートフォンを購入することも出来ますし、引き止めポイントで機種変更を安くするのも可能です。MNPの予約番号発行によってどちらの方法を選択肢として出てくるので、乗り換えを検討している方は、とりあえずな気分で電話してみて、貰えるポイント量によって実際にMNPするかどうかを考えてみるのもいいかもしれません。
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