
日本通信が、格安SIMで大容量のデータ通信を可能にしたプランを発表しました。9月に登場した格安SIMでは、ぷららの定額無制限プランと同じくらい良い内容ではないでしょうか。
データ量は格安SIMの中では大容量と言える7GBです。7GBはMNOキャリアが提供するデータ量と同じです。格安SIMでもこの容量に合わせてきました。
格安SIMを使って通信料の節約を目指したいけれども、充分な量のデータ量も同時に欲しいという方にはぴったりなMVNOになりそうです。
同じ7GBでもキャリア回線は5700円がかかりますが、こちらの日本通信の格安SIMならば2980円から使うことができるため、その両方の欲求を満たすことができると思います。
格安SIM単体での発売もあれば、モバイルWi-Fiルーターとのセットもあるので、大容量のデータ通信を安く楽しめる格安SIMになりそうです。今回はこの日本通信 b-mobileの7GBSIM「プランFlat」についてその魅力を説いてみます。
7GB、2980円は他と比較しても圧倒的なコスパな件
日本通信が大容量の格安SIMとして「プランFlat」と呼ばれる、7GBの高速通信ができるデータ量のプランを、2980円で提供してきました。
MVNOの格安SIMでこれまで7GBのプランを提供してきていた老舗と言えば、BIGLOBEがありますが、こちらの7GBプランは3780円と、今回の日本通信の「プランFlat」に比べると800円ほど高い料金での提供でした。
キャリア回線のプランではパケ・ホーダイ的な名称と共に提供されてきた料金は、5700円というものですから、今回の日本通信の2980円はキャリア回線よりも、さらには同じ格安SIMの3780円という料金よりもはるかに安い料金で使えるというコスパの良さが目立ちます。
通信制限は、1ヶ月のデータ量が7GBを超えた場合に、もしくは3日間の集中利用で1GBを超えた場合に、200kbpsの低速へと制限されることになります。
動画サイト、youtubeなどの閲覧や、画像のダウンロードをした場合には、これまでどおりデータサイズが圧縮されるようで、画質の劣化などが起こります。
音声通話も付けれられるからキャリア回線のように使える
2980円はデータ通信専用の格安SIMの料金ですが、音声通話のコースでも7GBのデータプランをつけることができて、キャリア回線とそっくりなプランで使うことが出来ます。
音声通話に7GBのデータプランをつけたコースでは、1560円の音声コースに、7GBのデータオプションが2420円追加でかかります。合計で3980円ということになり、データプランの2980円に1000円を足した料金で音声通話もできるようになるということになります。
モバイルWi-Fiルーターセットでスマホやゲーム機のWi-Fi運用もできる
さらにこの大容量のデータプランを活かすために、モバイルWi-Fiルーターとのセットになる商品も販売を開始しています。
Wi-Fi3 7GB割賦パッケージという商品名のようです。
モバイルWi-Fiルーターは、2万3712円の本体価格で、24回の割賦支払いは988円になります。こうすると、2980円のSIM契約料金と合わせて、大体4000円ぐらい毎月かかる計算になるかと思います。
ただし、1年間継続契約オプションに加入すると、解約金3000円の縛りが発生する代わりに、毎月750円の割引が発生します。そうすると本来4000円したこのセットが、割引込みで毎月3221円で使えるようになるようです。
基本料金 | 2980円 |
ルーター割賦 | 988円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
1年割引 | -750円 |
計 | 3221円 |
割賦を全て割引を使って安くするには、2年間必要ですので、1年継続契約オプションを1年後もそのまま継続して契約することで、モバイルWi-Fiルーターの割賦料金を安くさせなければいけません。このオプションは1年間限定の割引では無いため、2年目も継続することができます。
モバイルWi-Fiルーターセットで7GBまで使えるということは、使い方としてはY!mobileのルーターがライバルになるでしょう。料金ではそれほどメリットはありませんが、エリアならこちらのほうがメリットは大きくなります。
SoftBankの白ロムを外出先で使いたい人や、複数のスマホやゲーム機を持ち歩く人にはいいかもしれません。
結構この7GBのプランの料金設定は安いといえるレベルにあると思います。
MVNOの格安SIMで容量に不満のあった人にはぷららの定額無制限プランに次いで、7GBのプランFlatも購入候補になるのではないでしょうか。
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