今回のiPhoneの商戦については、MNPのキャッシュバックはまだこれから、という感じで、現在は下取りで各キャリアがキャンペーン合戦のようなことをしています。
下取りではMNP用につけられた限定価格が、特にiPhoneシリーズで大きくなっています。Androidでも、MNPだと最低保証価格がかなり高い料金になっています。
金額を見ていくと、前に使っていたスマホを、下取りのサービスを利用して値引きなどに使ってもらう、という選択はありかと思います。
そうなったら気になるのは、キャリアの下取りと買取ショップの買取額、そのどちらがいいのかということだと思います。今回は、この2つについて個別のスマートフォンごとに比較することは出来ませんが、下取りや買取額がスマートフォンの種類によってどのような違いが出る傾向があるのか、そして機種変更やMNPで下取りを利用すべきかすべきでないかを考え、利用すべきサービスについて指標を出したいと思います。
機種変更で下取り利用はiPhone4sやiPhone5cが有効
下取り利用をすべきスマートフォンとしては、iPhone4sやauのiPhone5、そして各社のiPhone5cが有効だと思います。
iPhoneについては、5s以外は白ロムショップの新品買取価格よりも高い金額であることも多く、中古価格と比較すると下取りのほうが断然高いという状況になってくるモデルが多くあります。iPhone5sについては、状態次第では中古買取に回したほうがいいので、こちらを使っている人はいろいろなお店と比較するほうがいいでしょう。
機種変更での下取りでは、iPhone5s以外のモデルが利用に値する価値のある下取り価格を見せています。
一応これは3社共通の内容です。ただ微妙に条件とかが違ってくるところがあるので、利用する場合はそれぞれ確認しておいて下さい。
iPhone5はauだけが、過去の罪滅ぼしという感じで下取りが高いので、ぜひとも利用したい内容になっています。
一方でAndroidは全然いい下取り価格を付けてくれません。Androidを機種変更で下取りに出す場合は、確実に買取店を利用したほうがいいでしょう。下取りだと3000円とか2000円しかつかないので、数万円の価値がある端末でもロクな価値をつけてくれません。
買取価格はこれらの店で確認しておきましょう。
MNPは下取りが絶対的に有利も、適用内容に注意
MNPは下取りが全てのスマートフォンでかなりいい金額になって有効活用のできるサービスになっています。
まずは、機種変更で全然下取り額をつけてくれなかったAndroidも、MNPだと最低でも2万円以上の下取り金額があります。これはどんな古いAndroidでも、この金額で下取ってくれるので、1年前・2年前以上のスマートフォンを有効に活用できるかと思われます。
そして、iPhoneでもiPhone5c以下のモデルになると、下取り価格は中古ショップが置き去りにされてしまうという状態になっています。iPhone5sも十分高額で、状態が相当良くないと中古ショップが同じ金額を出せることは無いと思うので、下取りの利用が有効になる可能性は大きくなります。
Androidの最新スマホ以外は、下取りのほうが確実にいいと言えるのがMNPの下取りです。中古ショップで厳しい査定を受けるよりは緩めかと思われますので、こちらのサービスがファーストチョイスになるでしょう。
ただしMNPの下取りはauとSoftBankで機種変更とは還元内容が変わってきます。auだと値引きとau walletのチャージという2つの方法で半々にされて還元されます。SoftBankだと通信料金から24ヶ月かけて割引される方法しか還元されません。docomoは値引きやポイントに変えられます。
docomoとauは直接的な下取りですが、SoftBankは間接的で24ヶ月かかる下取りになるため、SoftBankへMNPする場合は現金一括で買い取ってもらえる白ロムショップへ持ち込むのも有効な方法になるでしょう。
10月31日までは下取り中心に比較検討を
今回は、機種変更のAndroidの下取り以外は、本当にどれも高額な還元がされるというキャンペーンになっていて、中古で売るよりもいい金額を出してくれる可能性は高くなっています。まずは店頭での下取りが使えるかどうかを審査してもらって、そこがダメだったら中古白ロムショップへ持って行って買取をしてもらうというのが、今回のキャンペーンの使い方になるのではないでしょうか。
ただ、今回の下取りと買取店の比較は、10月31日までの下取りキャンペーンの価格を元に比較しています。ですので、これが11月以降になるとまた条件というか比較の基準は変わってきますので、そこはご了承ください。
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