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freetelが「フリモバ」で格安SIMに参戦!MVNE供給元はU-mobileで厳しい戦いに

freetelが「フリモバ」で格安SIMに参戦!MVNE供給元はU-mobileで厳しい戦いに

前に書きましたが、ZTE Blade Vec 4Gをfreetel LTE XMとして発売しようとしたところ、NTTコムストアに1万円以上差額をつけられて発売されてしまい、Twitterで困り果ててる社長を見て以来freetelという企業が今後どうなるのか注目してきました。

格安スマホ「freetel LTE XM」と、同じスマホ「Blade Vec 4G」をNTTコムが1万円差で販売。freetelの社長が困ってる・・・ | やすしむ!!

このfreetel、最近は2chで社長がIDを変えずに発言したところ直前の匿名状態での発言がバレるということぐらいしか面白いことがなかったのですが、企業としての面白い動きがようやく出てきました。

(ちなみに社長の匿名状態での発言は「ここは1円にもならない批判ばかりだな」というニュアンスの発言だったと記憶しています。多分どっかのまとめサイトがネタにしているでしょう。)

 

freetelはSIMフリースマートフォンの輸入販売事業だけでなく、通信回線つまり格安SIMの分野にも手を広げるようなのです。これがまた面白い仕様になっていて、また話題を振りまいてくれそうです。

何が面白いのか、それについては最後のほうでやるので、まずはどういう格安SIMなのか真面目にやってからにしましょう。

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680円〜で格安SIMの中でも低価格

まず世間で注目されているのが料金です。格安SIMの中でも目立って安いです。

 

1GBのデータのみ回線は「フリモバNET」と名付けられており、月額680円です。この安さは最安、かどうかはわからないんですが、それに近いと思います。同じ料金だとUmobileのダブルフィックスプランがありますが、これ以外では中々見ない料金です。

音声回線込みだと「フリモバCALL」という名称になって月額1280円から使えます。これも安いと思います。普通相場だと音声は700円プラスなのがフリモバCALLなら600円で追加出来てしまってるわけです。

フリモバNET フリモバCALL
1GB 670円 1270円
2GB 880円 1480円
3GB 1280円 1780円
5GB 1980円 2480円
7GB 2480円 2880円

最大データ量は7GBまで、全5種類の中から選べます。一番高くても音声回線+7GBで2880円になっています。これもU-mobileが過去に出していた料金プランと近い安さですね。今はU-mobileは7GBじゃなくて使い放題プランになりましたけど。

 

解約金が0円だけどMNPの踏み台にはさせない仕組み

ちなみにデータ用のプラン回線はもちろん、なんと音声回線も解約金がかからない格安SIMとして登場してきています。普通のMVNOは音声回線だと必ず解約金を必要としています。それが一切発生しないという結構優しい契約です。

 

ただ解約金が無いとMNP弾として乗り換えのキャッシュバック目的で契約する人達に踏み台にされてしまいます。実は日本通信が音声回線のMVNOを作った時に、同じように解約金がない状態で売り出したんですが、どうやらほとんどMNP乞食用の踏み台にされてしまったようで、それ以来MVNOの回線も音声回線には解約金をつけるようにしていました。

これが今回のフリモバCALLにはないです。つまり不満を感じたらわざわざ1年前後の解約金がなくなるまでの間我慢して使わないでも、直ぐに辞めることが出来ます。ですがそうするとMNPの踏み台にされてしまうのではないか、そう考えが至ると思いますがこれが大丈夫なんです。

 

フリモバCALLは解約自体は無料で出来ますが、MNPを通じた解約にはMNP転出手数料を上げることでMNPの踏み台を避けようとしています。単純な解約が無料だけど、MNPするやつにはたっぷり解約金を貰うぜ、という仕組みです。

MNP転出手数料は詳しく調べてないですが、多分SoftBankが過去に一番高く設定したと思うんですが、それを超える金額がフリモバには出てきました。なんと15000円ですって。一応契約期間が1ヶ月進むごとに1000円づつ減っていき、最終的に1年間契約し続ければ2000円になるようです。

 

なので解約金は無料でもMNPの場合はこれまでとあんまり費用は変わらなそうです。でもこっちのほうがMNPしないユーザーにはいい契約の仕方ですよね。工夫した面白いやり方だと思います。

 

気になる回線速度や実力は・・・Umobile基準!あっ・・・

料金は結構いい、解約金の扱いも普通のユーザーに向けた内容で契約に値する気がします。解約金なしならMVNO初心者の人にも勧めやすいですもんね。

あとはこの格安SIMがどれくらい速度が出てどれくらいの品質や実力があるのかが気になるところですね。IIJmio級に速度を出してくれれば安くて快適で言うこと無しな最強格安SIMになります。

 

さてこのフリモバはどれぐらいの実力があるのでしょうか。それを紐解く鍵がAPNにあります。freetelのこのフリモバ、APNの接続先が「U-mobile」となっています。・・・U-mobile。

 

そうこの回線はU-mobileがMVNE供給元になっています。MVNEというのはdocomo→MVNOと卸された回線を更に別のMVNOへと卸す行為のようなものです。今回はU-mobileがdocomoから貰った回線を更にfreetelにあげてるということになります。

ということでこのフリモバはU-mobileのものを利用している、ということになります。U-mobileと料金プランが近いと言ってましたがそれも当然な結果ということだったのでしょう。U-mobileについてですが、まぁここで詳しく説明する事もなくネットで調べればわかると思いますが、評判がよくありません。

 

最近始まったLTE使い放題のプランによって、その認識が割とライトユーザー層にも広まってきています。速い時もあるのですが、速度は遅いほうが平均的です。まぁ遅いと思っていたほうが気が楽な部類です。格安SIMとしては安いですが、使いやすさが料金の犠牲になっている扱いにくいSIMです。

こんな感じなので、安くはありますけどfreetelの格安SIMはちょっと流行らないと思います。よほどU-mobileが改善しない限り厳しいでしょう。U-mobileも改善に力は入れているようですが、次の大きな補強は12月ということでしばらくは今の低品質寄りの回線を使うことになります。

 

どうなるfreetel!

で、まぁfreetelの格安SIM「フリモバ」は、何か劇的に改善しない限りはオススメすることはなさそうなんでこれで話は終わりなんですが、freetel自体がまだ面白くなりそうだなと書き出しにも書いているように思っています。

 

freetelはここまで結構困難な道を歩んでいます。目玉のLTE XMをNTTに安く売られてしまい、freetel nicoとpioiriというスマホは、ちょっと日本の市場には適さないレベルのスペックにも関わらず、宣伝効果で売れてしまい結構なクレームが初期にはfreetelの社長Twitterアカ宛に届いてました。LTE XMの時も予約者からNTTとの差をどうするんだとか言われてて、結構多難な道を歩んでいます。

 

そんな中で新たな格安SIM事業へと踏み出したfreetel。しかし回線はU-mobile。またしても茨の道は続きそうです。もしも端末セットでnicoやpioiriとフリモバなんていうセットが世に出回って購入者が出てきてしまったとしたら、社長のTwitterのリプライ欄はどうなってしまうのでしょうか。困難な道に困難な道を重ねるfreetel。恐らくこの道を乗り越えた先には史上最強の端末販売&MVNO業者としての道が切り開かれている気がしますが、そこまで耐えられるのかどうか「面白い」展開が待ち受けていると僕は勝手に思ってます。

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