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MVNOでも大型キャッシュバックキャンペーン 楽天モバイルが最大22000円CB でもその内容は・・・・

MVNOでも大型キャッシュバックキャンペーン 楽天モバイルが最大22000円CB でもその内容は・・・・

MNO間でのキャッシュバックが世間を騒がせはじめたのはちょうど1年ぐらい前になるでしょうか。過剰な顧客争奪戦が起こり、ユーザー1人の乗り換えのために多額の現金がキャッシュバックとして使われる事になりました。

その頃はMNPによる通信費用削減が主流で、MVNOの事業者数も少なく、本気で取り組んでいるところも5,6社といったところだったと記憶しています。

MVNOではキャッシュバックなどというものはOCNが行った3000円の事務手数料還元という形ぐらいでほとんど行われておらず、通信費用の安さやキャッシュバックをしない姿勢をキャリア回線と対比させて褒められていたような記憶があります。

それから1年経った現在、MNPキャッシュバックはまた年末ということもあり盛り上がりを見せてきています。auやSoftBankだと1台でも一括0円4万円キャッシュバックなんていう契約内容が出てきています。

 

そしてMVNOの事業者数もこの1年で爆発的に増え、つい最近「DMM mobile」が新規参入してくるなどこのブームはもう少し続きそうです。

こうした1年前とは全く違うMVNO業界の状況の中で、利用者を増やすための手段としてついにMVNOも大規模なキャッシュバックキャンペーンをスタートし始めました。

 

キャッシュバックキャンペーンを始めたのは「楽天モバイル」です。

最大22000円もの現金を契約者に還元します。「最大」というところが重要で、その最大値を得るのには結構大変な条件があるのは楽天セール同様いつものことですので、多くの人が貰えるキャッシュバックの実態は大した事ない金額なのですが、かなり刺激的な宣伝が踊っているので今回はその中身を詳しく紐解いていきます。

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楽天モバイルキャッシュバックの条件

キャッシュバックには複数の条件があり、それらをそれぞれ満たす事で一定の金額がキャッシュバックされます。

それら全ての条件を満たした場合、22000円というキャッシュバック金額を満額受け取ることができるというわけです。

まずはキャッシュバックを受け取るための前提条件を確認しておきましょう。

 

キャッシュバックを受け取るためには

  • キャンペーンにエントリーして
  • 楽天モバイルの音声でもデータでもいいのでプランに加入して
  • 2月28日時点で対応サービスの要項を満たしており
  • 楽天銀行の口座を持っていること

がキャッシュバックを貰うまでの条件です。

まずはこの準備が必要です。エントリーや2月28日まで基準を維持しておくというのはわかりやすいですが、キャッシュバックが楽天ポイントではなくて楽天銀行への現金支払いになるため、この楽天銀行の口座を持っていない人には結構ハードルの高い条件になってしまいます。

 

自分はもうこの時点でパスしたくなる内容なのですが、それでもMVNOでキャッシュバックを受けたい人のためにももっと内容を掘り下げてみましょう。

 

3つのキャッシュバック用の申し込み案件

上の楽天銀行などの要項を満たした場合、キャンペーンにエントリーして特定のキャッシュバック条件を満たすことで、キャッシュバックの対象になります。

キャッシュバック条件は3つあり、金額ごとにその条件が違います。金額が高いほど条件が厳しくなっていますので、最大22000円を得るのは至難の業です。

 

楽天でんわに申し込み:1500円キャッシュバック

一番簡単なのは楽天でんわというサービスへの申し込みをすることで、1500円キャッシュバックというものです。これは多分いちばん簡単に出来るでしょう。

楽天でんわは月額費が無料のサービスで、スマホ向けにアプリなどが用意されている通話料の割引サービスです。楽天でんわ経由で電話すると普通の電話料金よりも安くなり、月額もかからない基本無料のサービスなので、登録だけなら全然問題ないサービスの一つです。

 

楽天モバイルを契約した後にこの楽天でんわサービスへ登録するだけで、キャッシュバックとして2000円を受け取ることが出来ます。

 

楽天スーパーWi-Fiに申し込み:12000円キャッシュバック

はい、いきなり難しい条件になってきました。

現在楽天が303HWというY!mobileのWi-Fiルーターを楽天ブランドとして提供しているのですが、これを契約することで12000円のキャッシュバックが貰えるという内容です。

303HWは「契約」サービスです。しかも2年契約が必要なサービスで、途中解約には解約金がかかります。しかもアシストパックに加入しているため、解約金は従量制かつ短期間での解約ほど高くなるという仕様です。楽天モバイルを契約しながらWi-Fiサービスの契約が必要な層って、普通に考えてもごく少数な奇特な人しかいないと思いますし、何より解約金が最大4万を超える場合があるので、キャッシュバックがあるからといって契約しないほうがいい組み合わせです。

 

月額も高く解約金も高く、速度制限がある303HWをこの時期に契約するにはキャッシュバックがあると言っても考えられないやり方です。もしもWi-Fiルーターも同時に欲しいという場合は305ZTを契約するようにしましょう。

 

楽天ブロードバンドに申し込み:8000円キャッシュバック

はい、これも難しい条件が出てきました。

固定の光回線の乗り換えは正直携帯やスマホの乗り換えより面倒ではないでしょうか。大体の場合2年契約で解約金も発生しますから、8000円程度のキャッシュバックで乗り換えをするよりも継続契約を続けていたほうが良いように思えます。

Wi-Fiよりは楽ではありますが、固定の光回線は家族とも相談しなければならないですし、接続機器の設定を場合によっては変更する必要もあると思います。備え付けの賃貸を借りている場合はそもそもが変更不可能ですし、やっぱりハードルの高いサービスになってしまいます。

 

どれか一つでも適用で500円キャッシュバック増額

これらとは別に、どれか一つのキャッシュバック条件に該当した場合に、キャンペーン参加サービスとして無条件で500円のキャッシュバックが追加されます。ですので全てを足したら本来は21500円のキャッシュバックですが、この参加サービス分が追加されて最大22000円のキャッシュバックとなります。

 

楽天でんわの1500円分以外は現実味がなさすぎる

というわけで3つのキャッシュバック条件の中身を見てみましたが、ここまで読み進めてわかるように、1500円キャッシュバックの楽天でんわ以外はとてもじゃないですが条件を満たせるようなものではありません。

 

500円の参加サービス分込みで合計2000円がキャッシュバックされると考えていいですが、正直たったこれだけのキャッシュバックでは、契約時の事務手数料3000円を支払った時点でキャッシュバック分が無効化されてしまいます。MVNOでは大抵何処かがキャンペーンとして事務手数料を無料にしているものですが、そこと比べたら実質的なキャッシュバックは楽天のほうが1000円低いということになってしまいます。

しかも事務手数料無料キャンペーンは条件がほとんどない場合が多いですが、楽天は楽天銀行に口座を作って、楽天でんわに登録して、メールで送られてきたキャッシュバックの受け取り手順をこなさないと対象外にされるという厳しい条件です。実質的なキャッシュバックキャンペーンが楽天でんわ+参加の2000円分だけですから、キャッシュバック目的でMVNOを選ぼうとした場合は楽天モバイルよりも、別の事務手数料無料や初月基本料無料のMVNOを契約したほうが手間もなくていいでしょう。

 

結局、額面だけは22000円とMVNOにしてはインパクトのあるキャンペーンが出てきてはいますが、中身を見るとMNOには到底及ばない名ばかりなキャッシュバックになっています。これからMVNOを使う人はちょっと心揺らいだ内容だったかもしれませんが、実質的な適用可能条件を考えると、全くお得さのないキャンペーンですので、今回の楽天モバイルの内容は完全に無視して確実なMVNO選びを行いましょう。

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