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カケホとデジラのメリットを活かせるのはガラケー運用。auのGRATINAとMARVERAの維持費はどうなるか

カケホとデジラのメリットを活かせるのはガラケー運用。auのGRATINAとMARVERAの維持費はどうなるか

auの通話定額プランである「カケホとデジラ」の受付が始まっています。開始は9月からですが、すでに変更予約を申し出る方も多いようで、電話をする方には待ちに待ったプランの登場となるでしょう。

さて、通話といえばガラケーという印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
スマートフォンでの電話は、着信が出来なかったりすぐに電池がなくなって切れてしまう、なんていう昔良くあった不具合のイメージが残っているためか、スマートフォンでの長時間の電話や電話をメインにした使い方というのを避けたい心情のようなものがあるとおもいます。
そうした方は、いわゆるガラケー+スマホの2台持ちのような電話とネットを分けて使える状態にして持ち歩いているかもしれません。

今回はこうした方が通話定額プラン、それもauの通話定額「カケホとデジラ」へと加入した場合に、通話を使うためのガラケーを果たして月々いくらで持てるのかということを紹介したいとおもいます。

auガラケーは今のところ3種類

現在販売されているauのガラケーは3種類と言っていいです。
通常のガラケーであるGRATINA KYY06とMARVERA KYY08の2種類と、簡単ケータイと呼ばれるK012の1種類です。現在市場に流通しているのはこの3種類と言っていいでしょう。PT003とかはもう在庫なさそうです。

この中ではGRATINAとMARVERAが普通の用途では人気かと思われます。そこで、今回はこの2機種の維持費を新料金プランと古いタイプの料金プランで計算してみたいと思います。古いガラケー向けの料金プランは、今のところ終了のアナウンスはされていませんので、こちらから積極的に電話をかける場合は電話カケ放題プランの新料金に、待ち受けが主だという場合は旧料金プランを選ぶといいでしょう。

それでは維持費の計算をしていきたいと思います。

カケホとデジラ、電話カケ放題プランの維持費

まずはカケ放題系のプランとなる電話カケ放題プランの計算です。電話カケ放題のガラケー用プランには2種類あります。それはデータ契約が不要なタイプと、データ契約が可能なタイプです。

スマートフォンの場合はデータ契約が必須ですが、ガラケーではその類ではありません。データなしの契約もすることができます。

そしてこの契約の場合でも、ガラケーについてくる毎月割が適用されるので、2200円という3キャリアが並んでつけたガラケー用のカケ放題プランよりも、auの場合はもっと料金が安くなる可能性があります。

GRATINA

電話カケ放題(ケータイ) 電話カケ放題(ケータイ・データ付き) 本体代分割の場合
電話カケ放題プラン 2376円 2376円  24回払いでひと月辺り
EZWEB (324円)
※Eメールを使いたいときに契約
324円  1350円/月
データプラン 3780円  が左の式にプラスされる
毎月割 新・M:-1350円、機変:-270円 新・M:-1350円、機変:-270円
合計 新・M:1026円、
機変:2106円
新・M:5130円、
機変:6210円

MARVERA

電話カケ放題(ケータイ) 電話カケ放題(ケータイ・データ付き) 本体代分割の場合
電話カケ放題プラン 2376円 2376円  24回払いでひと月辺り
EZWEB (324円)
※Eメールを使いたいときに契約
324円  1485円/月
データプラン 3780円  が左の式にプラスされる
毎月割 新・M:-630円、機変:-225円 新・M:-630円、機変:-225円
合計 新・M:1746円、
機変:2151円
新・M:5850円、
機変:6255円

新規と機種変更で毎月割が違うため、料金には差が出ます。注目点はGRATINAの新規一括契約をした時の料金です。

カケ放題プランで毎月1026円です。これはdocomoとSoftBankと比較しても最安値のカケ放題料金です。両社は月々サポートや月月割をガラケーのネットのないプランには適用できないので、auだけが1000円ちょっとで通話定額が使える唯一の会社です。

これはちょっと電話をたくさんする人には、安すぎてお得すぎる契約になっているんじゃないでしょうか。電話がメインの方は、auのGRATINAを新規で契約するか、MNPでのりかえてしまった方が、驚くほどの通話料節約になると思います。

 

旧シンプルコースの維持費

こっちは古い料金プランの計算です。電話が待ち受け基本な場合や、少ない費用で電話番号を保管しておきたい時に契約すべしプランだと思います。

GRATINA

プランEシンプル 本体代分割の場合
プランEシンプル 802円 24回払いでひと月辺り
EZWIN (324円)
※Eメールを使う時に必要な契約
1350円/月
毎月割 新・M:-1350円、機変:-270円 が左の式にプラスされる
合計 新・M:0円、機変:532円

MARVERA

プランEシンプル 本体代分割の場合
プランEシンプル 802円 24回払いでひと月辺り
EZWIN (324円)
※Eメールを使う時に必要な契約
1485円/月
毎月割 新・M:-630円、機変:-225円 が左の式にプラスされる
合計 新・M:172円、機変:577円

GRATINA(MNP)

1ヶ月目~7ヶ月目まで 7ヶ月目~37ヶ月目 本体代分割の場合
プランMシンプル 2700円 2700円 24回払いでひと月辺り
EZWIM 324円 324円 1350円/月
ダブル定額スーパーライト 401円 401円 が左の式にプラスされる
毎月割 MNP特別36ヶ月:-1445円 MNP特別36ヶ月:-1445円
GRATINAのりかえ割 -2700円 0円
合計 0円 1980円

 

新規と機種変更の計算では、プランEシンプルのメール中心プランで計算してみました。プランEシンプルでも毎月割の対象になるため、GRATINAだと2年間毎月0円、ユニバーサル料金があるので正確には毎月3円で持てることが出来ます。

GRATINAは現在MNP限定のキャンペーンがあるので、そちらを計算してみました。7ヶ月目までは基本料が無料になり、そこから38ヶ月まで1980円で毎月使うことができます。

無料通話は最大144分。料金は追加でかかりますが、ネットにも繋ぐことが出来ます。

こうしてみると、毎月割が高い新規かMNP契約のGRATINAが、カケ放題にしろ通常のプランにしろ、かなり毎月の料金を安くして使えるというのがわかります。機種変更ではこの料金で使えないのが残念ですが、新たにガラケーを用意しようという場合は、GRATINAがauでは一番オトクに使えるようになっています。

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