SHARP製のSoftBankスマートフォンAQUOS PHONE Xx mini 303SH。4.5インチ狭額縁のコンパクトかつ大画面のスマートフォンになります。ここは、この303SHの本体価格と維持費についての話題です。
303SHはSoftBankのAndroid端末としては異例の人気を誇るスマートフォンとなっています。BCNランキングでは上位を独占するiPhoneに対して、Android端末としては数少ないトップ10入りを果たした偉大なスマートフォンです。
ほぼiPhoneと同じ大きさながら、画面の大きさが0.5インチ上というコンパクトかつ大画面を実現させた稀有なスマートフォンということで、男性にも女性にも人気が多くなっているようです。一見してわかるこうしたウリが強く消費者の気持ちをうち、ランキング上位という形で売り上げにも反映されたのでしょう。
今回はそんな人気の303SHの気になる様々な価格を検証してみたいとおもいます。本体価格から毎月の維持費と、価格といっても色々な価格がありますので、それらを紹介することでこのスマホを持つことでこれからどんな出費になるのかということを見て行きます。
本体価格
一括価格:6万9120円
24回分割払い:2880円/月
月月割
機種変更:2740円
新規・MNP:2880円
機種変更のフラット維持費
ホワイトプラン | 1008円 | 本体代分割の場合 |
S!ベーシックパック | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
パケットし放題 for 4G | 6156円 | 2880円/月 |
月月割 | -2740円 | – |
合計 | 4748円 | 7628円 |
機種変更で使えるキャンペーン
- ホワイトBB割:ホワイトBB利用者は2年間最大1522円引き。この303SH(機種変更)の場合だと3226円に維持費を削減可能(分割の場合は6106円に)
- Wi-Fiセット割:特定Wi-Fiルーターの契約と組み合わせることで、毎月の料金を1008円引き
新規のフラット維持費
ホワイトプラン | 1008円 | 本体代分割の場合 |
S!ベーシックパック | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
パケットし放題 for 4G | 6156円 | 2880円/月 |
月月割 | -2880円 | – |
合計 | 4608円 | 7488円 |
新規で使えるキャンペーン
- ホワイトBB割:ホワイトBB利用者は2年間最大1522円引き。この303SH(機種変更)の場合だと3086円に維持費を削減可能(分割の場合は5966円に)
- Wi-Fiセット割:特定Wi-Fiルーターの契約と組み合わせることで、毎月の料金を1008円引き
MNPのフラット維持費
ホワイトプラン | 1008円 | 本体代分割の場合 |
S!ベーシックパック | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
パケットし放題 for 4G | 6156円 | 2880円/月 |
月月割 | -2880円 | – |
ばんばんのりかえ割 | -1008円 | – |
合計 | 3600円 | 6480円 |
MNPで使えるキャンペーン
- ホワイトBB割:ホワイトBB利用者は2年間最大1522円引き。この303SH(機種変更)の場合だと2078円に維持費を削減可能(分割の場合は4958円に)
- Wi-Fiセット割:特定Wi-Fiルーターの契約と組み合わせることで、毎月の料金を1008円引き
- ばんばんのりかえ割:MNP契約者限定の特典。2年間基本料無料の他3つの特典から選べる
303SHの評価
タッチパネルに関する不満は多い
303SHの評判については、まず不満点から紹介して見たいとおもう。最も多い不満点は、タッチパネルに関わる不満についてだろう。303SHに限らず、SHARPのスマートフォンはここ最近の製品を中心に、タッチパネル関連で不評なところが多い。
この303SHも同様で、タッチパネルに触れた際に、意図した場所とは違うところが反応するというSHARP製の端末に見られる不具合を発症しています。
もちろん操作に支障が出るレベルではないため、普通に使う分には問題もありませんが、長文を書いたり細かいタッチを必要とする場面ではストレスがたまりやすいです。
また音量キーが全面にタッチパネル式で配置されているため、非常に誤タッチしやすい作りになっています。音楽を聴く方は、カバンの中で音量が勝手に上がったり下がったりすることが起きるかもしれません。
その他の不満点として多いのは、充電方法が端末の右側からUSBケーブルで充電する形になるため、右利きの方は充電中に操作がしづらくなるという点が多く挙がっています。
iPhoneのサイズで4.5インチ液晶
タッチパネルは難があるものの、それを気にさせない製品としての特徴があるのもこの303SHでしょう。
全体の大きさはiPhoneと変わらないものの、iPhoneがそのサイズで4インチなのに対して、303SHは4.5インチと画面サイズを大きくさせています。狭額縁のごく細ベゼルによる見た目も特徴的なそのディスプレイ全体の作りは、実用性でもデザイン面でも大きな影響を与えています。
コンパクトと呼ばれる全体のサイズを維持しながら、大画面とも呼べる4.5インチの液晶画面は「いいとこ取り」を実現させた稀有なスマートフォンです。
スペックも充実しています。若干S800/FullHDを4.5インチスマホでするのはオーバーな感じもしますが、長く使えるという点を考慮すればフルスペックであえて挑戦してきたと言えるのでしょう。
- CPU:Snapdragon 800
- バッテリー:2120mAh
- RAM:2GB
- FullHD4.5インチ
- メインカメラ:約1300万画素
- 防水防塵
タッチパネルについては問題もありますが、コンパクトさと大画面を両立した現状唯一無二のスマートフォンということで、その価値が揺らぐほどの問題ではありません。維持費はMNPだと最安2000円台とかなり安いですが、価格改定で本体代金が7万円近くになってしまいました。本体代金が安くなるキャッシュバックなどがない場合は、あえて白ロムを購入するという選択肢もありでしょう。
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