SoftBankが新たに用意した通話定額プランである「スマ放題」。docomoのカケホーダイの如く、国内通話において一部電話番号を除いて通話料がどれだけかけても定額というプランです。
パケットプランも手を加え、docomoの用意したカケホーダイと同じような内容になっています。SoftBankの場合はデータ量の持ち越しが出来るようですが。
さてこのスマ放題プランですが、7月1日から開始されるということで、6月からプラン変更に関する予約を始めるようです。ですがこのスマ放題プランへの変更は、いろいろと制限が入っており軽い気持ちで変更することは出来ないものになっています。
ここではスマ放題プランへの変更によって、旧来のホワイトプランで受けられていたはずの特典のうち、適用外になってしまう特典について紹介したいと思います。
スマ放題プランへの変更によって、これまでホワイトプランで適用されていた割引キャンペーンの特典が対象外になる場合があります。スマ放題への変更で、適用中止になってしまうのは以下のキャンペーンです。
- バンバンのりかえ割・・・MNP加入者にたいする24000円相当の還元。大体の場合が2年間基本使用料無料の特典。
- 家族まるごと割・・・2台以上同時契約でそれぞれに10000円相当の還元。一括値引きか通信料の割引ができる。
- iPad購入サポート
- スマホBB割
- スマホBB割 with BBIQ
- ソフトバンクセット割
- スマホファミリー割
- タブレットセット割
- スマホまとめて割
- 【新】iPad ゼロから定額キャンペーン
このように多くのキャンペーンがスマ放題への変更で適用外になってしまいます。
今まで基本使用料を無料化出来ていた「バンバンのりかえ割」が使えなくなるというのは、人によっては大きな痛手でしょう。通話定額があるとはいえ、この特典を捨ててしまうと数千円レベルで毎月の料金が上がってしまうかと思います。
またiPadのゼロから定額も適用不可となるため、2台持ちでiPadをWi-Fi運用していた人は、料金が一気に上がって思わぬ出費となるかもしれません。
スマホファミリー割を利用している人も要注意です。今まで0円で持てていた無料SIMに基本使用料などが発生する可能性があります。パケット料金まで全て発生すると、7000円以上の料金がかかってしまうかもしれません。
値引き系のキャンペーンかつ短期解約金がかかるキャンペーンは、一部は免除されるようですが、一部はプラン変更で短期解約金がかかります。
主要なキャンペーンで使えそうなのはWi-Fiセット割ぐらいでしょうか。それ以外で割引の大きいキャンペーンはほとんど使えないのが今回のスマ放題です。もちろん今後新キャンペーンなどをする予定のようですが、今までキャンペーンを利用してSoftBankの回線を利用している人は、スマ放題への変更によってこれまでよりも料金が高くなってしまうので、注意が必要です。
スマ放題はdocomoと違い、適用キャンペーンによっては利用できる特典が異なっていたりと、しっかり理解していないといくら通話定額があるといっても、損になる部分が多いプランです。変更や利用も含めて、しっかりとプラン概要を理解してから変更しましょう。
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