ご愛顧割というdocomoのキャンペーンが存在します。
これは特定のスマートフォンや携帯電話に、本体価格に対する割引を大きく増やすことで、3万円、時には2万円以下の本体一括価格を実現できる割引のことです。
本体価格が通常7万円以上するdocomoのスマートフォンですが、この割引の対象になったスマートフォンはその価格が値下げという形になるため、非常にお買い得な値段で購入することができます。
ご愛顧割は機種変更を対象にしたキャンペーンで、同じ種類で新規契約向けのキャンペーンはデビュー割という名称になっています。この2つを合わせてダイレクト割という呼び方もあります。
名称については割と伝える人によって使う言葉が違っていますが、どれも本体価格を大きく割引してくれるキャンペーンであることは間違いありません。
去る4月12日より、このご愛顧割と呼ばれるキャンペーンに複数のdocomoスマートフォンが追加されたので、今回はその値段と、実際にこれらのご愛顧割スマートフォンを使った際の通信費について計算してみたいとおもいます。
ご愛顧割スマートフォン
ご愛顧割で機種変更、そしてデビュー割として新規の契約でも安くなったのは、以下のスマートフォンです。
- LG G2 L-01F
- ARROWS NX F-06E
- AQUOS PHONE ZETA SH-06E
- AQUOS PHONE Si SH-07E
- Optimus it L-05E
- MEDIAS X N-06E
新規:1万4040円
機種変更:1万9440円
これらのスマートフォンが、機種変更や新規の契約で、大きくその本体一括価格が安くなりました。機種変更でも一括2万円以下とはかなり安いのではないでしょうか。
条件として、パケットフラットへの加入が必須で、機種変更の場合は前回機種変更から3ヶ月経過していることが条件です。
維持費
ご愛顧割のスマートフォンは、本体代に大きな割引が入る代わりに、通信費から割り引かれる月々サポートという割引が一切発生しない仕組みになっています。その分本体代が安くなるものの、通信費は高くなるというものです。
ですので、これから計算してみますが、毎月の運用費はとても高くなっています。
タイプXiにねん | 802円 |
spモード | 324円 |
Xiパケ・ホーダイ ライト | 5076円 |
合計 | 6202円 |
パケットプランを、低額なライトプランにしてみてもこの料金が毎月かかります。本体代は安いですが、こうした料金を見てわかるように、通信費からの割引がなくなってしまっています。
おすすめは
機種変更や新規で買うと、通信費が高くなってしまうご愛顧割スマートフォンですが、本体一括価格が安いというのは魅力的です。
これらのご愛顧割端末の中でも、買うべきおすすめのスマートフォンを用途別に決めてみましたので、購入の参考にしてみてください。
大画面、ハイスペックなスマートフォンを望むなら、L-01Fが最もおすすめです。なぜならこのスマートフォンは、今回のご愛顧割の対象となったスマートフォンの中で、唯一冬モデルとして販売されているスマートフォンだからです。
冬モデルなので、スペックはとても高いスマートフォンです。今回ご愛顧割になった端末の中ではもちろん、冬モデルの中でも実はトップクラスのスペックの高さになっています。
CPU:S800/RAM:2GB/5.2インチFullHDという最新のハイスペック端末の条件をすべて揃えています。
2万円でこのスマートフォンを買ったら、正直な話あと2年は別にスマホを変えなくても良いくらいハイスペックな内容になっています。
ただL-01Fは海外製のスマートフォンですので、国産がいいという方は別のスマートフォンが一つおすすめです。
それは富士通から発売されたF-06Eです。こちらは性能的にはL01Fよりも明らかに見劣りする部分があります。CPUがS600ですので、最新かつサクサク動くS800よりも動きが鈍いです。それでも通常の操作に影響がでるほどでは無いので、国産で良いスマートフォンが欲しい方にはこれがおすすめです。
富士通はこのF06Eまでは、非常に評価の低いスマートフォンを連発してきましたが、このスマートフォンは軌道修正後の初の富士通スマホで、今までの低評価の多かった富士通スマホから脱却した始めてのスマートフォンです。
大画面国産スマートフォンの中でも、わりかし性能も良く安いので、こちらの購入もおすすめします。
小型のスマートフォンが欲しい方は、そういったタイプのスマートフォンもご愛顧割で安くなっています。
小型のスマートフォンが欲しい方は、L-05EかSH-07Eがおすすめです。この2つは、大きさが4.5インチと比較的小さめで、どちらも片手操作のし易いフォルムとサイズを実現しています。
性能も小型端末としては高く、F-06Eとディスプレイサイズ以外は同じようなスペックです。
小さいからといって性能面ではほぼ不満の出ない内容になっていますので、小型機が欲しい方には本当におすすめしたいです。
古いものですと発売から1年前、L-01Fが半年まで経たないほどの結構新しく、それでいてスペックは最新モデル級のスマートフォンが揃っています。
今回紹介したように、本体価格が大きく下がり、通信費が安くないという内容で、一長一短なところはありますが、docomoを使っている方、これからdocomoと契約しようとしている方には、お買い得な契約であることは確かです。在庫が残っている内に、購入を決めてみてはいかがでしょうか。
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