docomoの新料金プランの開始と、iPadの取り扱い開始が6月に始まりました。
新料金プランカケホーダイとパケあえるは、複数のスマートフォンやケータイ電話、タブレットを持つことを前提にされているプランのため、この機会に複数デバイスを持ち歩こうという人もいるでしょう。
今回は人気の高いApple製品、iPhone5sとiPad Airをカケホーダイを使って2台持ちした場合に、2台で果たしていくらになるのかということを試算してみたいとおもいます。
1人で2台持ちならデータパック
docomoのカケホーダイには2つのパケット定額タイプがあります。データパックとシェアパックというものです。このうち、家族や個人で3回線以上のdocomo回線のパケット定額を共有する場合は、シェアパックに加入が必要です。2回線までで音声とデータプランの2つだけ、今回紹介するiPhoneとiPadという持ち方を1人でする場合は、データパックへの加入で大丈夫です。
今回は1人でiPhoneとiPadを契約した場合に、それぞれにかかる料金を計算してみます。使うプランはデータMパックにしましょう。2GBか5GBまで高速通信が使えるプランが用意されているのですが、流石にスマホとタブレット合わせて2GBしか使えないのは厳しいので、5GBまで使えるデータMパックへの契約が無難になるはずです。
iPhone5s 16GBと、iPad Air 16GBを個人かつカケホーダイを利用して2台持ちした時の料金プランはこのようになります。
カケホーダイ(スマホ/タブ) | 2916円 | 本体代分割の場合 |
spモード | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
データMパック | 5400円 | 3024円/月 |
月々サポート | -3024円 | – |
+ | ||
データプラン(スマホ/タブ) | 1836円 | 本体代分割の場合 |
spモード | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
シェアオプション | 540円 | 2835円/月 |
月々サポート | -2565円 | – |
合計 | 5751円 | 11610円 |
両方の本体代金を一括で支払っていれば、ある程度安い通信費になりますが、両方共分割支払いになりますと、軽い気持ちでは契約できない料金になってしまいます。このようにカケホーダイによって2台持ちのしやすいプランにはなりましたが、本体の料金が高いことでその効果も薄れてしまっています。
9月まではプラスXi割で持ったほうがお得かも
カケホーダイで2台持つよりも、場合によっては古い料金プランであるタイプXiにねんとプラスXi割の2つのプランでiPhoneとiPadを契約したほうがいいかもしれません。この2つのプランは2014年8月31日までは契約の受付をしています。もしも個人で所有してカケホーダイとパケあえるのメリットがない場合は、こちらの持ち方で契約すると、カケホーダイよりもいいかもしれません。
タイプXi | 802円 | 本体代分割の場合 |
spモード | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
パケホーダイfor iPhone | 5616円 | 3024円/月 |
月々サポート | -3024円 | – |
+ | ||
プラスXi | 4049円 | 本体代分割の場合 |
spモード | 324円 | 24回払いでひと月辺り |
月々サポート | -2565円 | 2835円/月 |
合計 | 5526円 | 11385円 |
なぜこちらのプランが良いかといいますと、先ほどのカケホーダイがあわせて5GBの高速通信しかできないのに対して、こちらはそれぞれ7GBづつ、合わせて14GBの高速通信が可能なプランになっています。ほとんど同じ毎月の料金にも関わらず、使える高速データ通信量は、古いプランでプラスXi割を組んだほうが多くなります。
もちろんカケホーダイではないため、通話料は通話した分だけかかってしまいますし、家族もdocomoを使っている時にパケットの分け合いを利用できなくなってしまいますが、もしも一人でdocomoを使っている場合でタブレットの契約を検討している場合は、このようにプラスXi割を組む形でタブレット運用をしたほうが遥かにお得になるかもしれません。
新料金プランであるカケホーダイを利用したiPhoneとiPadの2台持ち運用の維持費を計算してみましたが、はからずも旧料金プランで2台持ちしたほうが安くてデータ通信量も多くなるということがわかってしまいました。個人で2台持ちしようという場合は、9月までは旧料金プランで、家族も含めた料金の場合は、利用状況を考えてカケホーダイへの変更を検討するというのがいいでしょう。
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