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格安SIMに出来ること・出来ないこと

格安SIMに出来ること・出来ないこと

今スマートフォンを節約する方法として人気が高く、注目度も最高潮に達している格安SIM。2年ほど前は数社の格安SIMしかありませんでしたが、今では本当に多くの格安SIMサービスが登場しています。

格安SIMを活用することは、特に高くなりがちな携帯料金の節約につながります。ただあまりにも節約出来るというメリットにばかりフォーカスがあたっており、実際に格安SIMができることや不向きなことというのが、無視されているように感じます。

そこで今回は、格安SIMで出来ること・出来ないことについて紹介したいと思います。

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格安SIMで出来ること

まずは格安SIMに出来ることやメリットを挙げてみましょう。

  • 安く通信ができる
  • 低価格で高速通信量が1GBからついてくる
  • SIMフリーならテザリングも可能
  • 現在docomo・au向けが登場中

格安SIMのメリットとでも言うべき点で、最もフォーカスの強い部分は、価格面に関することでしょう。

安いものでは490円から、大体のMVNO事業者では1000円以下で契約できる格安SIMプランを用意しています。1000円以下だと最近だと1GB分は高速データ量がついてくるプランが揃っています。1ヶ月1GBは場合によっては少ないと感じることもあると思いますが、基本的に家ではWi-Fiを使うなど工夫することで、この容量内で賄えることでしょう。

また1GB以上の容量が貰えるプランも用意されています。多少高くなりますが、キャリアの回線よりは圧倒的に安いです。

またiOS以外のSIMフリースマホならば、テザリングも可能です。docomoから出た端末だとテザリングは出来ないのですが、SIMフリーかmineoが使えるau端末ならば格安SIMでテザリングが出来ます。

 

格安SIMに出来ないこと

こちらでは格安SIMには不向きなことやデメリットを挙げましょう。

  • 大容量の通信
  • 通信の安定感はキャリア以下
  • 3日間の通信量規制が強い
  • 高画質画像の保存

格安SIMでは1GBのデータ容量のプランが一般的ですが、それゆえに大容量の通信には向いてないと言えます。大容量の通信を行うには、それなりに料金の値が張るプランへの契約が必要になります。

そして、この点がおそらく通信キャリアとの大きな違いですが、格安SIMによる通信は時間帯や使用場所によって通信速度が大きく低下し安定感に欠けます。これは格安SIMがMVNOとしてMNO側から通信帯域を購入している関係から、この帯域を圧迫するレベルの通信がおきたりした場合に、帯域以上の通信契約を捌くことができずに速度規制を行わないと安定感がなくなってしまう問題があります。

特にお昼の時間帯になるとキャリア回線も大変ですが、格安SIM回線だとさらに影響を受け、速度が非常に遅くなります。

その他にも速度規制の基準がキャリアよりも低いところがあります。通常キャリア回線においては、3日間で1GBという大量の通信を行った場合、速度規制を発生させます。同じ規制はMVNOの格安SIM側でもあるのですが、こちらですと3日間で366MBの通信で速度規制が発生するというサービスが大半になっています。短期間での大容量通信に対して、MVNOサービスのほうが規制が強いということです。

もう一つ、格安SIMで出来ないことは、高画質画像の保存です。いくつかの格安SIMサービスは、画像の表示に対して規制を行っており、画像ファイルをダウンロードする時点で圧縮表示させています。
そのため、ブラウザで高画質画像を表示させてそれを保存したとしても、しっかりした回線で表示した場合と異なり、圧縮され荒いファイルで保存されてしまいます。

実はこれSoftBankも行っており、一概に格安SIMの問題とも言えないのですが、ネット上の画像を綺麗な状態で保存したい場合は、MVNO回線ではなく光回線などをWi-Fi経由で利用するのが必要かと思います。

 

こんな感じで、格安SIMは安いものの通常のキャリア回線よりも不向きなことが多く、メリットと呼べるのはその安さぐらいです。出来ないことやデメリットを踏まえて利用するには非常に便利ですが、これらを理解しておかないと、使っていて困る場面も出てくると思うので、しっかりこの機会に理解しておいて下さい。

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