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WiMAX2が使えるモバイルWi-FiルーターNAD11の使用感レビュー

WiMAX2が使えるモバイルWi-FiルーターNAD11の使用感レビュー

NAD11を使って2週間以上が経ちました。WiMAX2に対応したモバイルWi-Fiルーターです。

NAD11はHWD14に次いで出てきたWiMAX2対応ルーターで、HWD14の出来が悪かったゆえに期待されているモバイルWi-Fiルーターです。ただ、期待だけが先行していて、実際の使用感を無視して評価が上がっている状況でしたので、本当に使ってみての体験談が少ないので、今回はそのレビューをしてみたいと思います。

NAD11を使っていて気になる点についていくつか言及してみたいと思います。WiMAX2などに関してはすでに書いた記事でカバーしてます。

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予想外にWiMAX2のエリアが広く速い

使ってみて気づいたのですが、都内ですと予想外にWiMAX2のエリアが広いことがわかりました。

ある程度商業施設や住宅街として整備されているところならば、ほとんどがWiMAX2エリアのように感じます。都内だとかなりの高速モバイル通信ができるエリアが広いのではないでしょうか。その分無制限通信が出来るWiMAXのエリアが狭くなってしまうのは残念なことですが。

WiMAX2だとWiMAX時代よりも通信速度は圧倒的に速くなります。特に障害物の無い場所だと50Mbpsぐらい出すこともあり、驚かされます。ただ50Mbps出したとしても正直スマホではその恩恵をあんまり感じることは少ないです。

とりあえず制限の一部が始まる2015年5月までは、モバイルWi-Fiルーターの中でも一番のものになると思います。

NAD11自体は電池持ちが気になる

NAD11の評価に入ろうと思いますが、電池持ちはこれまでのWiMAXルーターに比べると悪く感じるのが正直なところです。

もともとカタログスペックからも、バッテリー容量の低さは織り込み済みでしたが、実際に使ってみると結構短く感じます。朝から使っていると夕方前に充電が必要なほど電池容量が減ってしまいます。丸一日外で使おうと思ったら、充電環境は必須だと思います。

もちろんバッテリーの節約機能を使えばかなり伸びるですが、頻繁に通信を行うようですとその恩恵は感じにくいと思います。

pingが高く通信の安定感はない

使っていて一番気になったのは、自分の中ではこれです。

今までの使っていたWiMAXルーターのURoad-Homeに比べると、pingの高さが気になります。そして連続して通信を行っていると45分ぐらいで1度通信が1分ほど出来なくなってしまう現象がよく起きます。

普段、それほど熱心ではないのですが、気晴らしにネットゲームをする時に、URoad-Homeだと安定していた通信環境が、NAD11だと(当然のことなのですが)上記のようにpingが高くて通信もプレイ中に切断されてしまうことが増えました。

この点は今までのWiMAXルーターだと起きていなかった事なので、NAD11に変えてからの不満点になります。

固定で使うには連続通信をしない生活を

pingが高いのは、普通のネットではそれほど大きな影響を与えないと思います。レスポンスが極端に遅くなるというわけではありません。

ただ連続通信が途中で途切れてしまうので、大容量のデータを扱うネットライフをしているようですと、途切れてしまう通信網というのは厳しいかもしれません。NAD11では過去に体験した事ないぐらいこういうことが続いているので、この端末特有の現象なのかもしれません。

HWD14ほどの不具合も無いですしまずまず使えるWiMAXルーターとしてNAD11は良いものだと個人的に思います。

もちろんネトゲなどには使えないというのがありますが、もともとモバイルWi-Fiルーターですので、そこを拘るならば光回線のほうがいいでしょう。逆にモバイル回線なのに制限がなく、固定のように使える余地があるというメリットとして捉える事もできると思います。

端末だけで操作できる項目も多くて、アプリ経由で出来る事も多く、クレードルがシンプルで使いやすいため、端末の操作については問題がないと思います。あとは途中切断をどう考えるかでしょう。ここを妥協出来るかどうかでNAD11を使ってのWiMAX2契約を考えるべきでしょう。

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