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WiMAX2+を契約する前に知っておきたいメリット・デメリット

WiMAX2+を契約する前に知っておきたいメリット・デメリット

WiMAX2+が新ルーターの登場で盛り上がっています。

この前の記事で2つ連続でモバイルWi-FiルーターとWi-Fi運用用のスマートフォンの紹介をしてきましたが、モバイルWi-Fiルーターとしての選択肢にはこのWiMAXルーターもその一つに入ってくることでしょう。

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WiMAXといえば通信量の制限が無いことです。この制限無しは、条件付きでWiMAX2+にも引き継がれています。(ただこの制限が無いというのは、条件があってしまえば制限がかかってしまうので、条件の内容を把握しておく必要性があります。それについてはこの後に説明します)。

WiMAXは時にLTE回線以上の高速通信が可能になりますので、高速な通信が可能で大容量のデータを通信したい人には一番いいモバイルWi-Fiルーターかと思います。その代わり通常の携帯回線とは違いも多々ありますので、今回はWiMAX2+をモバイルWi-Fiルーターとして契約する前に、知っておくべきポイントや注意点を紹介しておこうと思います。

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WiMAX2+で出来ること

高速通信

WiMAXといえば高速通信がその代名詞でした。キャリア回線のLTE網の整備で最近は影も薄くなっていましたが、TDLTE規格のWiMAX2+ではこれまで以上の最大150Mbpsの通信に対応しています。

従来のWiMAXも十分高速ですが、WiMAX2+に変わってさらにその快適さはアップしています。エリアも現在商業圏を中心に対応エリアが広くなっていますので、この高速通信を体験できるはずです。

固定回線使い

WiMAXはモバイルWi-Fiルーターなのにも関わらず、通信量による制限がありません。ですので、固定回線として自宅のパソコンにつなげて使っても非常に速いダウンロード速度で通信し続けることが出来ます。部屋の中にルーターを置いておくと、電波の受信がしにくくなりますが、最近発売されたNAD11というWiMAXルーターならば、「WiMAXハイパワー」という受信感度が弱くても速度が出る規格を採用していますので、部屋の奥で使ってもしっかり電波が入って高速通信ができます。

youtubeの高画質動画も途切れること無く見れるはずです。WiMAX2+の場合は規制が入る場合がありますが、そこは次に書いておく注意点を読んで置いてください。

WiMAX2+を使う際に注意したいこと

電車などでは繋がりにくい

WiMAXはハンドオーバーが弱いという特徴があります。そのため高速移動による電波の切り替えに、対応しきれないという弱点があります。バス程度の移動速度・移動範囲ならば、大した速度も出ませんし電波網もしっかりしているので切り替えには耐えられるのですが、電車ですと住宅街を走る列車以外は電波状況的にもハンドオーバーするための速度の面でも、厳しい回線状態を強いられるでしょう。特に新幹線とかは難しいというのが実感するところです。

高いところ、地下などの建物の奥地は繋がりにくい

WiMAXは平地においてはモバイルWi-Fiルーターの中でも特に速度の出るサービスだと言えます。ただそうした速い速度の出る電波を使っている弊害で、障害物のある場所だと極端に電波の強度が弱くなります。

障害物とは壁がわかりやすいでしょう。建物の奥のほうに行くと外壁に個室の壁と障害が増えていきますが、それらにぶつかることでWiMAX2+に利用している電波は強度が弱くなり繋がりにくくなります。これは別に部屋の奥のほうだけではなく、地下などの深い場所でも同じです。

また理由はこれとは違うかもしれませんが、高いところも苦手です。こちらはただ単に整備されていないのかもしれません。

 

条件を満たすと通信制限がかかる

WiMAXは無制限で通信できる仕様でしたが、WiMAX2+では使い方次第で通信制限が入ります。速度が著しく出なくなるタイプのものです。

通信制限がかかる条件は3つに分かれています。このうちのいずれかを満たしてしまうと、速度制限がかかってしまいます。

7GBで速度規制

一つ目は7GB以上の通信を行った場合です。一ヶ月の内WiMAX2+での通信量が7GBを超えてしまうと、その月の通信速度が極端に下がります。この7GBというのは他の携帯キャリアと同じ制限で、全然無制限通信では無いように思えます。一応この制限には但し書きがしてあり、「契約から2年以上経過したのちに7GBを超える通信をした場合」です。つまり最初の契約から2年間は、この7GBの制限は無くて、無制限に通信することが出来ます。

ハイスピードプラスモードで7GB使うと速度規制

通常、7GBを使ったら速度制限が入るというのは、2年間はかからない条件ですので、最初の2年間を使ったらその後は一旦解約してからもう一度契約すれば、WiMAX2+における7GBの通信量制限は気にしなくていいものになっています。

ただしこの2年以内の間でも、ハイスピードプラスモードという通信で7GBを超えてしまうと、WiMAX2に速度規制が入ってしまいます。WiMAX2+には、ノーリミットモードというWiMAXのみの通信と、ハイスピードモードというWiMAXとWiMAX2の通信、そしてハイスピードプラスモードというWiMAXとWiMAX2とau 4G LTEの通信が出来るモードが存在します。

この内、ハイスピードモードまでは2年間は7GB制限の対象外なのですが、auの回線を使ったハイスピードプラスモードは2年以内の契約でも関係無く7GBの通信量を使ってしまうと、その月はWiMAX2とau 4G LTEが速度制限の対象になります。WiMAXは対象外です。

この規制の存在については、auの回線を使わなければ規制の対象にはなりませんので、au回線を使わないという対応で規制を回避出来ます。auの回線はエリアこそ広いですが、速度的にはWiMAX2と変わりがないので、WiMAX2を中心に利用するハイスピードモードまでの利用にとどめておけば問題はありません。

3日間で1GB使うと規制の可能性

2015年の5月から、3日間で1GBの通信量を使うと規制の対象になる可能性があります。この規制については対象の「可能性」がある、という表現になります。UQの規約によると、回線が混雑している時に規制を行う可能性がある、という内容になっています。

回線混雑時と但し書きがされているので、1GBを超えたらすぐに規制が入るということでは無いようです。おそらく21時から翌1時までといった一番通信量が増える時間帯での規制がされるということかもしれません。ちなみにこの規制がかかってもWiMAX回線のみを使えば、速度規制にはひっかかりません。

HWD14が不具合が多い

今発売されているWiMAX2+に対応したモバイルWi-Fiルーターは、HWD14というリーターとNAD11というルーターの2種類だけです。

この内NAD11はまだ発売したばかりで、まだ評価が確立していませんが、HWD14については多くの評価やレビューがされています。その中で目立つのが不具合の報告が多いことです。モバイルWi-Fiルーターとしては使いにくさが見て取れる評価が多いです。

ルーターとして選択するならば、まだ未知数なところも多いですがNAD11のほうを選択したほうがいいかもしれません。

 

WiMAX時代よりもしっかりと覚えておかないと大変なポイントが増えた印象ですが、規制を回避するには必要な知識だと思いますので、よく確認しておきましょう。

このWiMAX2+を契約する場合は、@niftyのNexus7付きの契約特典が一番いいでしょう。Nexus7を売ってしまえば22000円近い買取価格が出ています。キャッシュバックを14000円分貰うよりもいいでしょう。毎月の利用料金は3609円です。WiMAX初代の時に2000円コースなんてのは無くなってしまいましたので、ほとんどの契約特典付きWiMAXサービスの契約は3500円以上の月額料金がかかります。

NAD11はクレードル付きで、USBポート経由で充電を行い、有線LANへの接続も可能なルーターです。HWD14が悪評判がついてるので、契約するならばNAD11のコースがいいと思います。私もこれを契約してみたので、今後何かあったら使いやすさの評価を下してみたいと思います。

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