SoftBankから注目の新作スマートフォンAQUOS CRYSTAL 305SHが発表されました。シャープ製のAndroidスマートフォンで発売日は8月29日です。
3辺の本体の縁ギリギリまで画面で溢れているベゼルレスなスマートフォンです。標準セットとしてスマートフォンの他に、300ドル相当になるBluetoothスピーカーがセットされています。この2台がセットで販売されることとなります。
今回は価格と月月割が発覚したので、それらの料金の紹介と実際に契約した場合の維持費について計算したいと思います。また、スペックがちょっと今までのスマートフォンとは違って特徴があるので、それについても紹介したいと思います。
本体価格
一括価格:5万4480円
24回分割払い:2270円/月
MNP一括:0円+キャッシュバック
月月割
MNP・新規:2270円(MNP一括割の時は1215円)
機種変更:2130円
スマ放題の維持費
SoftBankで新しく使われることになった料金プランで計算してみました。25歳以下だとここからさらに540円の割引がされます。26歳以上だとしてもWi-Fiセット割やスマ放題BB割でもう少し安くすることが出来ます。
(新規とMNP)
スマ放題(スマホ) | 2916 |
Sベ | 324 |
データ定額(2GB) | 3780 |
月月割(MNP一括の場合は別) | -2270(MNP一括の時は-1215) |
APP Pass | 399 |
合計 | 5149円(MNP一括の時は5805円) |
これは新規とMNPの場合です。機種変更だと月月割が140円減るので、毎月の料金は5009円になります。2GBのデータ定額プランを使った時の場合です。
ホワイトプランの維持費
8月31日で受付が終わってしまうホワイトプランは、8月中が最後の契約チャンスです。一応このAQUOS CRYSTAL 305SHは、8月29日発売なので間に合います。
ホワイトプラン | 1008 |
バンバンのりかえ割 | -1008 |
Sベ | 324 |
パケットし放題 for 4G lte | 6156 |
月月割 | -2270 |
合計 | 4210円 |
これはMNPでのホワイトプランです。新規だと1008円プラスされて5218円、機種変更だと1148円プラスされて5358円になります。
スペックは格安スマホ級の低スペ
このAQUOS CRYSTAL 305SHのスペックを確認しておきましょう。
- OS:Android4.4.2
- CPU:Snapdragon 400
- RAM:1,5GB
- ROM:8GB、SDカード対応
- ディスプレイ:5インチ、1280×720HD
- 防水なし、フルセグやワンセグなし、おサイフケータイなし、赤外線なし
ご覧のように、日本向けに必要とされている防水やおサイフケータイといった機能が国産機にも関わらず削られています。これは国外展開のための措置のようです。
また全体のスペックを見てみると、こちらもここ最近のキャリアから発売されていたスマートフォンと比べると明らかに低スペックなスマートフォンであると言えます。CPUはスナドラ400です。これは国内だと格安スマホに使われていることはあっても、キャリア販売されるスマホからはまず出てきていません。今のスナドラは801まで来ているので、わざわざ低い性能の400を使うということはありませんでした。
それがこのAQUOS CRYSTAL 305SHではキャリア機にも関わらず、スナドラ400を使っています。他にもAndroid4.4.2はSDカードへの情報書き込みが制限されているのに、ROMが8GBでSDカード対応なんていうチグハグさがあります。RAMはまあまあありますね。それでも全体的に見ると、格安スマホとあまり変わらない感じです。日本向け機能もなく、これで54480円はちょっと高いかな、と思います。
同梱されるHarman Kardon ONYX STUDIOの分が価格にプラスされているという考え方もありますが、スマホだけが欲しかった方にはちょっと高い金額になってしまいますね。
購入にはちょっと難しい価格ですが、デザインの珍しさでは最近のスマートフォンの中では一番の部類になると思います。もう一つのAQUOS CRYSTAL Xが12月発売になるので、デザインの魅力に惹かれた方はこちらを購入するのはいいかもしれません。MNPでは発売日から一括0円で売られるそうです。
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