大型化したiPhone6が一部で不評なようです。自分は好きなサイズなのですが、4インチの大きさの方が良いというファンも多いみたいです。

中にはあえて今iPhone5sへの機種変更を行う人もいるようです。ここから小型化へのサイズチェンジは望めなさそうなので、シリーズ最後の大きさになりそうなiPhone5sを今のうち購入しておこうとしているのでしょう。

実は今、iPhone5sは契約するタイミングとしてはベストな時期です。なぜならば、SoftBankとauがそれぞれ値下げをしているため、契約がしやすくなっているからです。在庫も最近は減ってきてしまいそろそろ購入が難しくなってきそうですが、iPhone5sをあえて購入する人のために、iPhone5sの維持費を調べてみようと思います。

SoftBankとauの値下げ状況

一体どれくらいiPhone5sは値下げされているかというと、約2万円ほどです。それだけ？とも思われるかもしれませんが、それだけです。これ以上安くなっちゃうと、こちらも中国で売るために買い占められてしまいます。

iPhone5sの16GBは、発売当初が7万円ほどだったので、この値下げで5万円ほどになりました。正確な数字は以下の表に出してみました。

	SoftBank	au
iPhone5s16GB	59040	55080
32GB	69600	61560
64GB	80160	68040

SoftBankと比べると、auのほうが一括では安い定価に値下げされています。

安いと思えるのは16GBモデルでしょう。iPhone6からは32GBモデルが消失したことで、16GBと64GBの間は1万円しか変わりません。一方でiPhone5sでは値下げ後も2万円ほどこの容量間に料金の差があるので、容量比でみるともったいない内容になっています。

ですから、ここでも計算は16GBを中心に行ってみたいと思います。

値下げ後のiPhone5s機種変更維持費

機種変更でのプランは通話定額型の新しいプランと、ネットの容量が多くなる旧プランがあります。今回は、iPhone5sが最も使いやすくなる旧プランで料金を計算してみました。スマートフォンなのでネットの利用容量が増えたほうがいいと感じたからです。

	SoftBank	au
基本料金	1008	1008
ISP	324	324
パケット	5616	5616
月割	-2460	-2160
iPhone5s分割	2460	2295
総額	6948	7083

どちらも約7000円で機種変更後は維持費がかかります。それほどiPhone6とは変わらないので、どうしても大きさに拘りがある方向けかもしれません。

ただ、一括で購入した場合は、分割料金が発生しないので、SoftBankは4488円、auは4788円で毎月利用することが出来ます。

値下げ後のiPhone5sMNP維持費

MNPだと今は一括0円で買えることがほとんどです。オンラインショップでもSoftBankは一括0円、auも一括33480円と安くなっています。

これに関わるキャッシュバックの話題も取り上げました。

iPhone6の裏でiPhone5sが値下げとキャッシュバックで格安にばら撒かれてる | やすしむ！！

MNPだと一括０円が当たり前の状況になっているので、それを前提にして料金を計算してみました。

	SoftBank	au
基本料金	1008	1008
ISP	324	324
パケット	5616	5616
月割	-810	-1395
総額	6138	5553

*SoftbankのMNP一括購入割引について
今回、機種変更では分割が中心、MNPは一括0円で買える場合がほとんどなので一括でiPhone5sを買った場合を考えて計算しましたが、万が一MNPでiPhone5sを契約するときに、分割で契約した場合Softbankの月月割が変わります。月月割は一括の場合ですとわずか810円ですが、分割の場合は3270円という数字になります。
どこも一括での提供がMNPでは普通ですが、もしも分割での契約をするようでしたら、毎月の維持費が変わってきますので注意してください。この月月割の変化は、MNP一括購入割引というキャッシュバック制度によっておこるようです。

こういった料金になり、値下げはされたもののその分毎月の料金にかかる割引が減っているので、それほど安くなった印象はありません。

値下げによって一括での購入金額は安くなったものの、通信費はその分値上げという形をとっているというわけです。値下げ後のiPhone5sを契約予定だった方は、ひとつこの維持費を参考に考えてみてください。