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auの「GRATINA 2」のカケホとデジラ・最低・auケータイかえる割の料金を計算してみた

auの「GRATINA 2」のカケホとデジラ・最低・auケータイかえる割の料金を計算してみた

ガラケーの1000円カケホーダイプランとして一部で契約者が急増、知る人ぞ知るブームとなっていたauのGRATINA(新規・MNP契約)ですが、何時の間にか「GRATINA2」とやらが発売されていました。

そしてこのGRATINA2についても前作同様にカケホーダイの格安回線を作ることが出来るようになっているため、こちらの料金についても各種運用方法でいくらになるのかということを確かめておこうと思います。結構どうなるか気になっていた人もいるんじゃないかと思います。

一応「2」ということで初代GRATINAより割引が減っていて、100円ほど料金は高くなってしまいますが、まあ新作のガラケーなんで仕方ない状況です。

 

GRATINA2の価格と毎月割と販売状況を確かめる

とりあえず計算する前には価格と毎月割がわかってないとだめなので、それをまず出しときます。

そしてGRATINAとGRATINA2で販売の仕方の違い、特に新規とMNPでどっちが安く売られている可能性があるのか、ということをちょっとだけ調べてみました。

グラティーナ グラティーナ2
本体価格 32400円 32400円
毎月割 新規・MNP 900円

機種変更 180円

新規・MNP 810円

機種変更 90円

通話料定額で安く持てるのは新規とMNPでしたが、これらの契約の毎月割が初代と2代目で90円の差が出ています。この程度なら問題視するほどでも無い気がしますが、確実にGRATINA2のほうが毎月の料金は高くなってしまうので注意しましょう。機種変更はもう触れるのも悲しいくらいの毎月割の低さです。90円って2年間総額で200円ちょっとしか割引が無いとか笑えます。

 

初代と2代目の販売状況ですが、

GRATINAはMNPだと一括0円、キャッシュバックが15000円ほど望めます。新規だと一括0円だけの案件がたまにどっかのお店でやってる感じです。

GRATINA2はMNPで一括0円、キャッシュバックに10000円が付いているお店が見られます。新規での目ぼしい販売案件はちょっとまだ見当たらないですね。

買いやすいのはやっぱり初代です。料金も安くなりますし、キャッシュバックも多くなっています。ガラケーの新旧スペックの違いとか多分あまり求められないので、料金重視なら初代を選んだほうがいいかもしれないですね。

レクサスプランニングだと両機種ともMNPは一括0円になっています。ネットから買うならここでしょう。
レクサスプランニング

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GRATINA2の維持費を3つ

維持費は3つの使い方を考えています。「カケホーダイ系」「着信専用の最低維持向け」「ちょっとだけ無料通話つき(auケータイかえる割)」の3つです。最後のちょっとだけ無料通話については最近始まったauケータイかえる割というものがあるので、このキャンペーンを使った維持費です。

まあこの3つなら殆どの人の使い方需要に応えられるのではないか、という感じなので早速計算してみたいと思います。ちなみに本体代金は一括で払ったのを想定して、使う毎月割も新規・MNPのほうだけです。流石に機種変更では毎月割が低すぎて、普通の料金と何も変わらないので計算に含めません。

 

カケホとデジラ(メールなし(メールありは+324円))

電話かけ放題プラン 2376円
毎月割(グラティーナ2) ▲810円×36ヶ月
総額 1566円

 

最低維持費(メールなし)

プランEシンプル 802円
毎月割 ▲810円
(ユニバーサル料) 2円
総額 2円

 

auケータイかえる割運用(MNP専用)

プランSSorプランZシンプル 1008円
auケータイかえる割 ▲1008円
ダブル定額スーパーライト 401円から
総額 401円以上

 

肝心のカケホとデジラの電話かけ放題プランの料金が、キャリアメールなしで1566円、ユニバ込みで1568円となっています。初代の最初の頃の1026円に比べるとインパクトは少ない感じでしょうか。特に今はauだけが安いかけ放題プランを提供しているわけではありません。SoftBankもガラケーのりかえ割が出てきたお陰で1480円で通話定額が使えてしまいます(更に月月割で1480円以下で使える機種あり!!)。この形は契約は2年契約で、毎月割は36回まで適用されます。

最低維持費は2円です。プランEシンプル自体は毎月割のほうが大きいのでマイナスになりますが、ユニバーサル料は毎月割の割引対象外なので2円はかかってしまいます。メール込みだと318円の料金になります。パケット非加入ですが、自動的にパケットが適用されるので、使ってしまうと料金ががっつりかかってしまいますので、完全にメールを捨てた運用のほうがいいと思います。

最後のauケータイかえる割は「毎月割が無効」「ダブル定額スーパーライト以上のパケットに加入必須」という特殊条件があります。プランZは21時から1時以外の時間帯なら家族間通話が無料です。プランSSは25分の無料通話があるので、1ヶ月に合計10分以上電話をしそうな人は最低維持費で持つより安いはずです。ただMNP専用のキャンペーン割です。

 

SoftBankや過去の初代の料金と比較してしまうとあまり維持費に魅力が無い印象を受ける気がします。ガラケーのりかえ割の存在が大きい感じがしますね。

 

しかもスペックに大差なし

それにそもそもGRATINA初代と2代目でガラケー自体の性能が進化したかと言えばそうでもありません。

解像度やバッテリー、その他通話に関する機能などについては全くと言っていいほど変更点は出てきていません。キーパッドまわりは押しやすくなったようには感じますが、そういったデザイン面の変更が主だっていて特にスペックが上がったとかはありません。

なのでぶっちゃけわざわざGRATINA2を契約するよりも、在庫があるならば初代GRATINAのほうが毎月割も高いのでいいかと思います。どうせ電話とメール・SMSぐらいしか使わないでしょうし、スペックを重視しても仕方ないでしょう。ネットも2台持ちのスマホで格安SIMがありますからね。

 

という感じで最後の最後に今までの料金計算を無にするようなことを言ってしまいましたが、GRATINA2を契約して各種プランで使った場合の料金は以上のような結果になります。本体の進化というのは細かなデザインとか内部のソフトウェア的な部分に留まっていて、料金は若干高くなるという感じです。初代GRATINAの在庫が無くならない限りはこのままキャッシュバックも少なく、毎月割もちょっともやもやするものになってしまいます。

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