このサイトでは何度か白ロムスマートフォンの特集を組んでいます。
今スマートフォンは売られ方によっては白ロムの価格が暴落することもあるので、機種変更するよりも本体価格が半分以上安くなって売られていることも良くあります。
流石に最新のものは白ロムで5万円ほどはしますが、一度MNPで投げ売りを経験したスマートフォンは、人気機種でも3万円ほどで買えるようになってしまいます。機種変更でも投げ売りを経験してしまうと、2万円台時には1万円台で購入出来てしまう機種が混じります。
この2万円台や1万円台の白ロムには、最新の性能を持ったスマートフォンもあれば、古いスペックのスマートフォンというのも存在します。全くスペックが違うのに、同じ価格で様々な種類の白ロムが売られています。
今回はこうした状況の中から、長く使えること間違いなしの高スペックスマホの白ロムについてまとめてみたいと思います。性能の悪くなったスマホを除外して、最新に近い性能のスマートフォンだけを選択肢として提供したいと思います。
ここでの「高スペック」の基準は、2014年7月現在において、非常に性能の良いCPUとして最新のスマートフォンに採用されている「Snapdragon 800」を使ったスマートフォンに限定しようと思います。Googleの最新リファレンス機であるNexus5にも使われているハイエンドCPUで、これを採用したほとんどのスマートフォンがサクサクとした操作性になっています。動きの面での支障というのがこれまでのスマートフォンに比べて圧倒的に減ったCPUです。
このSnapdragon 800という最新に近い高性能CPUを使いながら、白ロム価格がお買い得なスマートフォンを特集してみます。
isai LGL22
まずは同じ性能のスマートフォンだらけの中で、人によっては一番役に立つかもしれないスマートフォンです。
今回の特集では、Snapdoran800のスマホを中心に取り上げているので、動きの良さとかの面では差異化が難しくて、取り上げるにしても性能面では比較のしようがありません。そうなると機能面や価格の面で何が出来るのか、いくらで買えるのかということが重要なところになってくると思います。
このLGL22は機能面ではこのラインナップの中で突出しています。というのも、LGL22はSIMロック解除に対応しており、auの回線はもちろんのこと、docomoやSoftBankの回線でも使えるようになっているのです。
普通にauの回線で使っても良いですし、docomoのMVNO回線で格安運用してもいいでしょう。トリプルバンドに対応しているので、auのMVNOであるmineoでもいいですね。SoftBankでもAPNさえわかればAndroidでもiPhoneのSIMでも使えます。
isai LGL22は格安SIMのテザリングも可能なSIMフリー化ができるauスマートフォン | やすしむ!!
性能はどれも大きな違いはありませんが、3つのキャリアで使えるようになるスマホ、それも簡単な作業で使えてしまうのは、異彩なスマートフォンになるでしょう。
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G2 L-01F
docomoのMVNOが使える格安SIMが使えるスマホで、一番安いやつといったらこれでしょう。
docomoのスマホでSnapdragon800を使ったハイスペック機種の中では、唯一の2万円台になるのではないでしょうか。
格安SIMに使ってもいいですし、機種変更の代わりに購入するというのもいいでしょうね。安いのにハイスペックという貴重な白ロムだと思います。
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Xperia Z1f SO-02F
5インチ未満の小型スマートフォンでdocomoのMVNO格安SIMが使えるのはSO-02Fです。
小型スマホではトップクラスの性能です。Xperia A2という同じデザインの最新スマホとはカメラ以外はほぼ同じ性能ですので、こちらを買うよりも白ロムで安くなったXperia Z1Fのほうが安くなります。
小型スマートフォンで性能の良い機種は今全然出て来てなかったので、このSO02Fがいい物を買うための一つの選択肢になると思います。
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Xperia Z1 SOL23,Z Ultra SOL24
人気のあるスマートフォンと言えばiPhoneですが、日本における2番目の人気スマホはXperiaでしょう。特にXperia Zシリーズはデザインの良さによる人気の高さから他の白ロムよりも値付けが高くなっています。
docomoのXperiaだと、安く売られていることが無いため、白ロムの価格は高いままです。逆にauのXperiaはMNP一括0円で投げ売りされていたため、白ロムが安くなっています。それでも3万円ほどどちらもしますが、au用格安SIMmineoが出て来たので、使い道は沢山あります。
Xperia Z Ultra SOL24は6.4インチという大きさなので、タブレットのようにして使うことが出来ると思います。今まで紹介して来た中では一番特徴的な大きさだと思います。大画面で見やすいスマートフォン、あるいはタブレットを探していた方はmineoを使った格安運用もできていいかもしれません。
ブランド重視とすると少し高いですが、どちらもSIMロック解除が出来て、docomoのMVNOでも使えるようです。ただ調べてみると、LGL22よりも複雑な方法になるようです。ですので、SIMロック解除して使う目的で購入しても、ある程度の専門的な知識が必要になりますので注意してください。
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AQUOS Phone 303SH,SHL23
303SHはWi-Fi用スマホ特集の時に紹介してみました。小型のS800機種だとSO02Fと303SHが価格的に手に入れやすいと思います。これだけ安い理由は、SoftBank回線とWi-Fiでしか使えないからでしょう。性能は良いのに1万円台で買えてしまう驚愕の白ロムです。
Wi-Fi限定(将来のMVNO用)で使えるSoftBankの白ロムが安い | やすしむ!!
SHL23は同じシャープのスマホですがau用です。ですのでmineoの格安SIMを使うことが出来ます。格安SIMが使えるのに何故かここまで安くなっている理由は、性格にはわかりません。ですが、一つその要因として挙げられるのは、タッチパネルの反応が良いものではないため、せっかく高性能なCPUなのにカクカクした動きになってしまうところがあるからでしょう。
この問題があるため、もう少しお金を出してしっかりしたスマホを買おうという考えの人がいるのかもしれません。ただそんなことをあまり気にしない人にとっては、白ロム価格は破格とも言えます。Snapdragon800のスマホが2万円以下で買えるのはこれら含めほんの僅かしかありません。少しでも安く買いたい人には国産スマホを狙って行くといいでしょう。
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Snapdragon800を使ったスマートフォンの中でも、特徴のあるスマートフォンを中心に白ロムのオススメをまとめてみました。これらの機種を買っておけば数年間は動作で困ることもない代物ですので、安物を買うよりも総合的なコストパフォーマンスは良いと思います。
全体的に3万円ほどあれば全てのスマホが選択肢に入ると思うので、予算的にも購入しやすいラインナップになったんじゃないかと思います。高性能なスマートフォンを探していた方は、ぜひこの特集を参考にしてみてください。
おじゃましやす!個人的にはauのFJL22はcb多目ってこともあるが、FMトランスミッターで車やbt搭載できないオーディオなんかでもすべて飛ばせておすすめっす。
なるほど、そこまでの知識はなかったので参考になります